NECは2012年12月4日、日本マイクロソフトと共同開発・拡販してきた「コミュニケーション・コラボレーションソリューション」をNECグループ全世界265社・11万人のグローバル情報共有基盤として採用すると発表した。
すでに実証評価を行っており、2013年度第1四半期からNEC本体での本格稼動を開始し、2014年度上期中にはグローバル全社への展開を完了する予定だという。
NECが自社導入するグローバル情報共有基盤は、メール、スケジューラ、文書共有、Web会議、SNS、Wikiの機能を備える。また、PCやスマートフォン、タブレットなどのマルチデバイスに対応するほか、端末にデータを残さない仕組みによりBYODも可能だという。
また、NECでは今回の自社導入で培ったノウハウなどを、2012年4月に発表した「ワークスタイル変革ソリューション」に盛り込んでいくともしている。