IIJが情報漏洩対策を強化したデバイス調達・管理サービスを提供開始

IIJは2025年1月9日、DWP(デジタルワークプレイス)実現に向けたサービスとして、「IIJ DWPデバイスサプライサービス」と「IIJ DWPデバイスマネジメントサービス」の提供を開始した。

サービスイメージ(左から、PC購入、キッティングプラン、オプションの内容を示した図)

サービスイメージ

IIJ DWPデバイスサプライサービスは、顧客の要望に応じたPCなどのデバイスを調達するサービス。

IIJ DWPデバイスマネジメントサービスでは、調達したデバイスに対して、情報漏洩対策とライフサイクルマネジメントを提供する。

具体的には、エンドポイントセキュリティを強化する「IIJフレックスレジリエンスサービス」の機能を標準で付帯し、デバイスの紛失・盗難時の端末ロック、データ消去や、アプリケーションの監視・自動修復など、ゼロトラストの考え方に基づいた情報漏洩対策機能が利用できる。また、ゼロトラストを実現するリモートアクセスサービス「IIJフレックスモビリティサービス/ZTNA」や、「IIJ仮想デスクトップサービス/Citrix Cloud for Azure Virtual Desktop」といったDWP関連サービスのエージェントアプリケーションをプリインストールし、すぐに利用できる状態で提供するという。

合わせて、デバイス運用に求められるキッティング作業、故障対応といったライフサイクルマネジメントについても月額料金で提供。デバイス運用管理の負荷軽減を実現できるとしている。

また、IIJ DWPデバイスマネジメントサービスはキッティングプランとして「ベーシック」と「ゼロタッチ」の2つのメニューを用意。双方ともIIJ DWPデバイスサプライサービスで提供するデバイスに対し、IIJフレックスレジリエンスサービスのセットアップとキッティングを行って指定の住所に納品するが、ゼロタッチプランではWindowsデバイスの初期セットアップをクラウド経由で自動的に実施するゼロタッチキッティングツールである「Windows Autopilot」による事前プロビジョニングを実施する。

2025年10月14日にWindows 10のサポートが終了することに伴い、PCのリプレイス需要が増加していることから、同社は両サービスの提供を開始することとしたという。

サービス費用は、IIJ DWPデバイスサプライサービスはデバイスに応じた個別見積もり、IIJ DWPデバイスマネジメントサービスはベーシックで端末1台につき月額900円(税別)から。

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