SPECIAL TOPICWi-Fi 7ルータも選べる！　低価格で安定通信の法人向け光回線

2024.09.24

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関西エリアにおいてオプテージが展開する法人向け光回線サービス「オフィスeo光ネット」が好調だ。安価な料金体系や高速通信に加え、セキュリティ機能などの各種サービスをワンストップで提供する。またオプションとして、ティーピーリンク製のWi-Fi 7対応ルータを利用できる。導入・設定の容易さや、最大200台の同時接続を行える点が大きな特徴だ。

Wi-Fi 7対応ルータを選択可能　AIメッシュでエリアを隅々までカバー

もう1つ見逃せないのが、オフィスeo光ネット専用オプションであるWi-Fiルータレンタルサービスだ。「より快適なオフィス環境を整備したい」「ゲスト用Wi-Fiを発行したい」といったニーズを持つ顧客に対応する形だ。

同サービスのWi-Fiルータは、ティーピーリンク製のWi-Fi 6対応の1Gモデル「Deco X50」とWi-Fi 7対応の10Gモデル「Deco BE85」を採用（図表2）。両製品の特徴は、網の目状にWi-Fiを張り巡らせてネットワークを構築する「AIメッシュ」機能を有する点だ。

図表2　ティーピーリンクのWi-Fiルータ「Decoシリーズ」の特徴

図表2　ティーピーリンクのWi-Fiルータ「Decoシリーズ」の特徴

ルータの設置場所や壁の厚さ、障害物の有無等によってパフォーマンスが低下してしまうケースも少なくないが、「AIがネットワーク環境やクライアントの種類、ユーザの行動などを自動学習して最適化し、エリアの隅々まで電波を行き渡らせることができます」とティーピーリンクジャパン ISP マネージャーの岩崎和男氏は自信を見せる。

ティーピーリンクジャパン ISP マネージャー岩崎和男氏

肥下氏も、「スマホアプリ1つで説明書も読まずに設定できるうえ、ルータ設置後も端末の接続状況等を監視できるので、お客さまにとって非常に扱いやすい機器だと感じて採用させていただきました」と太鼓判を押す。Deco X50で最大150台、Deco BE85で最大200台の同時接続が可能な点や、オフィス環境にマッチするシンプルかつスタイリッシュなデザイン性も採用の決め手の1つになったという。

前述の通り、Deco BE85はWi-Fi 7に準拠したルータだ。Wi-Fi 7対応のPCやスマートフォンが国内で普及しているとは言い難いが、「データ通信量やインターネットに接続される端末はどんどん増えていきます。今後を見据え、Wi-Fi 7対応製品を早い段階から準備していく意義は大いにあると考えています」と肥下氏は話す。

オフィスeo光ネットのWi-Fiルータレンタルサービスにおいては料金体系も安価で、Deco X50は月額300円、Deco BE85は月額1500円（いずれも税抜）で利用できる（オフィスeo光ネットとセットでの提供）。

コンセント埋め込み型APも用意　集合住宅のデジタル環境整備に貢献

ティーピーリンクのWi-Fi製品の用途は、オフィス内に留まらない。マンション等の集合住宅でも活躍の場を広げている。同社は、集合住宅のデジタル環境の整備を推進する「集合住宅デジタル高度化協議会」に賛助会員として参画し、住民が利用しやすいインターネット環境の構築に尽力してきた。

その取り組みの1つが、Wi-Fi 6に対応したコンセント埋め込み型APの開発だ。「EAP615-WE AX1800」と「EAP655-WE-AC AX3000」の2種類を用意し、最大速度はそれぞれ約1.8Gbps、約3Gbpsである。

前者はPoEの標準規格「IEEE802.3af」「IEEE802.3at」に対応し、PoE対応のスイッチから電力供給が可能となるため、部屋ごとに追加の配線工事は不要だ。後者はAC給電に対応する。どちらもLANポートにホコリや液体が入ることを防ぐ「防塵ポートカバー」を備え、入居後すぐにインターネットを使えるというメリットもある。

そのほか、ワイヤレス監視カメラや監視カメラ向けPoEスイッチなどの集合住宅向けの製品を豊富に用意している。さらに今後、IPv6「国内標準プロビジョニング方式」に対応したルータも市場投入予定という。「我々の製品に関するノウハウを蓄積されているオプテージ様と、APや監視カメラ、スイッチなどの製品に関して引き続き連携していきたいです」と岩崎氏は意気込む。

オフィスや宅内向けインターネット回線の導入や切り替えを検討されている方は、オプテージのオフィス光eoネットや、ティーピーリンクのWi-FiルータやAPなどの製品群を選択することをお勧めしたい。