大塚商会が中堅中小向けに“定額制”ChatGPTプラットフォーム、GPT-4o/4o miniに対応

大塚商会は2024年9月17日、法人向けChatGPTプラットフォーム「ChaChatアシスト powered by GPT-4」の提供を開始した。言語モデルはGPT-4oとGPT-4o miniに対応している。

同社によれば、ChatGPTの高度な言語処理能力は、業務の効率化や新たな価値創造に大きな期待を集めている一方、個人利用における情報漏えいのリスクやGPT-4利用に伴う高額なコストが特に中堅・中小企業での導入を妨げてきたという。

今回提供を開始した「ChaChatアシスト powered by GPT-4」はこれら課題の解決を狙ったもの。入力したプロンプトが生成AIの学習に利用されないようセキュリティ対策が施されており、企業の機密情報を保護する。また、シンプルで直感的なUI(ユーザーインターフェース)により、初心者でも手軽に利用できるという。よく使うプロンプトは、シェアテンプレート機能によりテンプレート化して共有。個人のノウハウに頼らずに作業効率を大幅に高められる。

シェアテンプレート機能

シェアテンプレート機能の利用イメージ

また、GPT-4の利用は従量課金型サービスが多い中、本サービスは100名以下の定額プラン(年額)で提供。各機能もユーザーの利用形態に合わせて選択できる。

標準環境はチャットボット、管理機能、Azure OpenAI Service(GPT-4o、GPT-4o mini)で、価格は次の通り利用する機能によって複数のプランから選択できる。

チャット機能のみの場合は、100名まで年額24万円(税別、以下同)。追加1名ごとに年額2280円。

チャット機能+ファイルプロンプト機能は、100名まで年額42万円。追加1名ごとに年額3840円。

チャット機能+RAG機能は、100名まで年額54万円。追加1名ごとに年額4980円。

チャット機能+ファイルプロンプト機能+RAG機能は、100名まで年額72万円。追加1名ごとに年額6600円。

RAG(Retrieval-Augmented Generation)機能

RAG(Retrieval-Augmented Generation)機能の利用イメージ

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