FLARE SYSTEMS(フレアシステムズ)は2024年8月1日、同社のコア一体型ローカル5Gシステム「FS2-L5G-1」と5G対応のUEシミュレーターを用いて、256台の同時接続を確認したことを発表した。
ローカル5Gの社会実装においては、大容量、低遅延の特徴を活かした事例が先行しているが、今後は製造業や建設業を始めとする産業分野での5G活用において、センサー接続、IoT利用など「多数同時接続」の特徴を必要とするユースケースが増えてくることが想定される。
ローカル5Gシステムのイメージ
今回使用したFS2-L5G-1は、ローカル5Gの5Gコア、RU(Radio Unit)、DU(Distributed Unit)、CU(Central Unit)、およびMECを一体化したソフトウェア基地局。本取り組みを通じて、FS2-L5G-1がオールインワン・小型・コンパクトなシステムでありながら、高い性能を持つことが確認されたとしている。