オブザーバビリティプラットフォームを提供するNew Relicは2024年7月30日、「デジタルエクスペリエンスモニタリング(DEM)」に関する新機能を発表した。
DEMとは、ガートナーの定義によれば、「クラウド、SaaS、またはWebアプリケーションの使用時に、エンドユーザーエクスペリエンスの可用性、パフォーマンス、品質を監視」すること。仕事や日常生活のあらゆる場面にデジタルサービスが入り込んでいる現在、サービスに障害が発生すれば、その影響は甚大なものとなり得る。デジタルサービスを提供する事業者が収益を上げ続けるためには、エラーやクラッシュのない良質なユーザー体験の提供が不可欠だ。
「(New Relicは)DEMを含めたシステム全体の可観測性を一気通貫で提供してきた」と同社 技術統括 コンサルティング部 兼 プロダクト技術部 部長の齊藤恒太氏は述べたうえで、今回「New Relicオブザーバビリティプラットフォーム」に、より強化したDEMの機能群「New Relic DEM」を追加したと発表した。