2014年までにIPトラフィックは4倍増 ―― 米シスコ調査

米シスコは2010年6月3日、世界のIPトラフィックの今後の成長とトレンドを見極めるための年次調査「Cisco Visual Networking Index (VNI) Forecast, 2009-2014」の結果を発表した。それによれば、世界のインターネットトラフィックは2014年までに現在の4倍に達するという。2013年の予測量よりもさらに100エクサバイト多い767エクサバイトと試算。この数値は、2008年にIPネットワークでやり取りされた総トラフィックの10倍に相当するという。

この増加を牽引するのは、HDTVと3DTV等に使われるビデオトラフィック。2014年までにその割合はコンシューマIPトラフィックの91%以上になると見通しを立てている。

ビジネスIPトラフィック量については、2014年には7.7エクサバイト/月に達し、2009年から2014年にかけて3倍以上の増加が見込まれるという。特に、企業のビデオ会議のトラフィック量は10倍になると予測している。

また、モバイルブロードバンドについてはさらに急激な増加を予測。2009年から2014年にかけて、世界のモバイルデータ・トラフィックは39倍になるとしている。

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