ネットワン、AI主導型NaaSを日本向けに最適化して提供 米Nile社と国内初のMSP契約

ネットワンシステムズは2024年5月8日、NaaSソリューションを提供するNile Global(以下、Nile社)とマネージドサービスプロバイダー(MSP)契約を結んだと発表した。国内で初めて、Nile社のNaaSプラットフォームを提供する。

元シスコシステムズEVP兼最高開発責任者のパンカジ・パテル氏と、元シスコ会長兼CEOのジョン・チェンバース氏によって共同設立されたNile社は、AI主導の自動化NaaSプラットフォーム「Nile Access Service」を展開している。ネットワンシステムズによれば、Nile社の「Nile Access Service」は世界市場に浸透しつつあり、サーバー/ストレージやソフトウェアがクラウドベースに移行したように、ネットワークインフラもクラウドネイティブな設計によって、容易な導入、高度な監視と分析、AI主導による運用自動化を実現し、運用上の負荷と物理的所有のリスクを軽減させ、ユーザー体験を大きく変化させる。

今回のMSP契約は、NaaSの日本市場への本格展開を見据え、昨年10月末に発表した提携に続いて準備したものだという。ネットワンシステムズは、Nile社のソリューションを日本市場向けに最適化させるため、長年培った知見をもとに独自の付加価値オプションサービスを用意したうえで、日本市場に投入するとしている。

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