エリクソンが2026年6月に公開した「エリクソン モビリティレポート 2026年6月」(日本語版は7月22日公開)によれば、5G加入者数は2026年第1四半期だけで1億6200万件の純増を記録し、全体で31億件に到達したという。前年同期比で22%も伸び、予想を上回るペースで増加している。
2031年には64億件、世界人口の約3分の2が5Gに加入する見通しだ。

世代別のモバイル加入数、濃い紫が5G契約数
ネットワークスライシング商用サービスは半年で大幅増
中でも注目すべきは、5G SA(スタンドアローン)への移行だ。エリクソン・ジャパン CTOの鹿島毅氏は「ネットワークスライシングや差別化サービスの提供にはSAが不可欠な基盤となる」と強調。2031年時点の5G契約数64億件のうち、39億件がSAネットワークになると予測されている。

エリクソン・ジャパン CTOの鹿島毅氏
5G SAで可能となるネットワークスライシングを活用した商用サービスも急速に増えており、6カ月前の65件から今回調査では84件に増加した。ネットワークスライシングは、ユーザーやアプリケーションごとに「差別化された接続」を提供することで、5G収益化の機会をもたらす。商用に向けてトライアルを行う通信事業者も増えている。













