通信サービスは文字通り、社会や経済活動に不可欠なインフラとなっている。安定提供はもちろん、万一障害が発生した際には速やかな報告が、日本だけでなくEUなど世界中で求められるようになってきた。
こうしたニーズに応えるには、障害や脅威に直面した際に速やかに状況を把握し回復できる「レジリエンス」が重要だが、通信事業者はどのようにレジリエンスを強化していけばいいのか。最近注目を浴びているのが、オブザーバビリティである。オブザーバビリティ市場のリーダーであるSplunkを例に、通信事業者にオブザーバビリティが欠かせない理由を見ていこう。