JTOWERは2023年12月18日、愛知県、常滑市、NTTドコモ、KDDI、ソフトバンク、楽天モバイルと連携し、中部国際空港島及び周辺地域にインフラシェアリングによる5G環境の整備を行い、12月19日より順次、運用を開始すると発表した。
中部国際空港中央部(アクセスプラザ1階バス・タクシー乗り場付近)
愛知県と常滑市は、中部国際空港島及び周辺地域を中心に、最先端技術・サービスの社会実装フィールドとすることでイノベーション創出の拠点化を進める「あいち・とこなめスーパーシティ構想」の実現を目指している。2022年3月には、対象地域での5G提供エリア化を促進していくため、愛知県、常滑市、通信事業者4社とJTOWERの7者にて協定を締結した。
同協定では、対象地域において各主体が協力して5G共用アンテナ及び基地局設備等を設置し、5Gの提供エリア化を図ることを目指しており、JTOWERは、通信事業者4社と協力し、対象地域においてインフラシェアリングのノウハウを活用した共用設備を設置した。なお、中部国際空港中央部については、空港施設敷地内において通信事業者4社が利用する屋外の5Gインフラシェアリングの事例として、全国初となる見込みだという。