イオンモバイルがリニューアル 通話/データ容量プランを最適化するメニューを追加

イオンモバイルの「スマホメンテナンス」が拡充される。具体的には、利用者に最適な通話/容量データプランを提案するメニューを追加。また、子供の使用容量の上限設定を可能にする新たなシェアプランも来年2月よりリリースする。

イオンリテールは2023年12月4日、イオンモバイルのサービス内容に関する記者発表会を開催した。

イオンモバイルは2016年にサービスを開始し、2020年度まで順調に契約回線数を増やしてきた。2021年度はやや純減し、2022年度は微増傾向だった。

契約回線数は2020年度まで順調に増加。2021年度はやや純減し、2022年度は微増傾向

契約回線数は2020年度まで順調に増加。2021年度はやや純減し、2022年度は微増傾向

転売ヤーなどの影響により、2021年度~2022年度にかけて解約率が増加したが、直近では解約率1.4%にまで減少している。「解約率を低下させたことが、契約回線数の微増につながった。来年は1%以下を目指す」とイオンリテール イオンモバイル商品マネージャーの井原龍二氏は語った。

イオンリテール イオンモバイル商品マネージャー 井原龍二氏

イオンリテール イオンモバイル商品マネージャー 井原龍二氏

また、井原氏は2023年度に入ってからの“変化点”を2つ挙げた。

1つ目は、60代以上の契約回線シェア増加だ。2017年に18.6%だった60代以上のシェアが、2023年9月時点で31.9%にまで増加しているという。

2つ目は、20GB以上の料金プランの構成比が急増した点だ。その要因として、井原氏は「サービス開始当初と比べ、20GBの料金体系3分の1以下になったこと」と、「個人から大容量を家族で分け合う利用へのシフト」を挙げた。

20GB以上の料金プランの構成比が急増

20GB以上の料金プランの構成比が急増

さらにイオンモバイルは2023年度、イオンカードやイオン銀行の住宅ローンとの連携やイオンモバイル利用者限定のスマホ保険を提供するなど、イオングループの金融サービスを組み合わせた料金プランの展開にも注力してきた。

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