ソラコムのIoT通信回線数が600万突破、SORACOM Air開始から8年で

ソラコムは2023年10月25日、同社のIoT向けデータ通信サービス「SORACOM Air」の契約回線数が600万回線を突破したと発表した。海外法人からの提供を含むSORACOM Airの総回線数で、SORACOM Air for セルラー、Sigfox、LoRaWANを含む。

SORACOM Air for セルラーは、1枚のSIMで世界中の通信事業者のセルラーネットワークが利用できるデータ通信サービス。使用するSORACOM IoT SIMは、使うエリアや用途にあわせて、購入後も無線経由での更新(OTA:Over the Air)によってサブスクリプション(通信契約)を追加できる。

サービス開始から8年で600万回線を達成

サービス開始から8年で600万回線を達成

現在、日本を含め世界180を超える国と地域で利用が可能だ。あわせて、1つの国でも複数の通信事業者の回線が利用可能となるマルチキャリアを推進しており、例えば、日本国内で使える「planX1」はKDDI、ソフトバンク、NTTドコモの3キャリアに対応。グローバルで使える「plan01s」は160を超える国と地域、330キャリアをカバーしている。

また、小型のウェアラブル端末や、振動を伴う車載デバイスに適しチップ型eSIM(Embedded SIM)も提供しており、契約回線の50%を占めるという。

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