IoTセキュリティ手引書のVer3.0が公開、カメラ付き小型機器の脅威対策を解説

一般社団法人セキュアIoTプラットフォーム協議会(SIOTP協議会)は2023年9月26日、IoTシステム事業者に向け、IoTデバイスに求められる実装レベルの仕様をまとめた「IoTセキュリティ手引書Ver3.0」を公開した。

この手引書は、国際標準IEC62443、セキュリティ規格NIST SP800-171などで規定されているセキュリティ要件を基に、安心安全なライフサイクル管理(設計・製造~サービス運用~廃棄)の実現について小型機器を例に具体的に解説したもの。2022年1月にリリースした「IoTセキュリティ手引書Ver2.0」(参考記事)では、汎用性をもたせるために抽象的な表現で記述していた部分を、今回のVer3.0ではカメラなどの小型機器をターゲットデバイスとして具体的な検討を行ったという。

IoTセキュリティ手引書 Ver3.0は、下記のダウンロードサイトから参照が可能。また、2023年10月24日から開催のオンラインイベント「JAPAN SecuritySummit 2023」において、本手引書を解説するオンラインセミナーの開催も予定している。

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