ビデオ、音声、SNSなどを統合した新UIを実演
Avaya Auraは円滑なコミュニケーションをバックエンドで支えるシステム側の話だが、エンドユーザーが直接触れるユーザーインターフェース(UI)についてもアバイアは革新を行っている。「Avaya Flare Experience」だ。
Avaya Flare Experienceは、ビデオ、音声、IM、メール、SNSなどを統合したUIである。コンタクトリストから連絡したい相手を画面中央にスワイプするという直感的操作により、簡単に多様な手段でコミュニケーションが行える。また、単なる通話履歴だけでないコンテキスト情報を活用できるのも特徴だ。例えば、ある特定の相手のものに限定して、やり取りしたメールやIM、使った資料などをすべて表示することができる。
会場では実際にAvaya Flare Experienceを搭載した専用端末「Avaya Desktop Video Device」を使ったデモも実施。電話、テレビ電話、ビデオ会議、会議招集の4つのシチュエーションで、Avaya Flare ExperienceのユーザーセントリックなUIがアピールされた。Avaya Flare Experienceは今後、WindowsやMac OS、iOS、Androidにも対応していく予定だという。
Avaya Flare Experienceのデモの様子 |
アバイアは今、「The Power of We」というスローガンを掲げている。山本氏によれば、これは「ひとりではできないことを解決するコラボレーションの力」という意味とのこと。アバイアではAvaya AuraやAvaya Flare Experienceによって、このThe Power of Weを実現していく考えだという。