日本オラクルは2023年7月27日、楽天モバイルがオラクルの通信業界向けソリューション「Oracle Communications」のコンバージドポリシー「Oracle Converged Policy」と課金ソリューション「Oracle Cloud Scale Charging」を導入すると発表した。
楽天シンフォニーが提供するSymworldマーケットプレイスのポートフォリオに加わる予定で、同社のSymcloud Cloud Native Platform(CNP)上で実行されるという。
楽天モバイル 代表取締役 共同CEO 兼 楽天シンフォニー 代表取締役 CEOのタレック・アミン氏は次のようにコメントしている。「オラクルとの協業により、完全に仮想化されたクラウドネイティブなモバイル・ネットワークにおいて、楽天モバイルが最優先事項に掲げる、最高のサービス品質とカスタマー・エクスペリエンスを提供することを確実に実現できる。オラクルのポリシーおよび課金の各ソリューションにより、企業や個人ユーザー向けの新しいデータ、音声サービス・プランなど、新しい顧客需要に対応する革新的なサービスを迅速に展開することが可能になる。今回の新たな協業は、BSS/OSSエコシステムのプレーヤーに対するSymcloudの検証とサポートを拡大するという当社のコミットメントに沿ったものだ」