日立国際電気らがローカル5G向けコミュニケーションアプリ、グループ通話・ライブ動画共有など

日立国際電気とサイエンスアーツは2023年6月20日、ローカル5G環境で複数人による音声やライブ動画、位置情報を利用したチームコミュニケーションが可能な「Buddycom(バディコム)」のサービス提供を開始した。

Buddycomの利用イメージ

Buddycomの利用イメージ

Buddycomはスマートフォンやタブレット端末に専用アプリケーションをインストールして使用するサービスだ。インターネットを介して、トランシーバーや無線機のように複数人と同時コミュニケーションできる。4G、5G、Wi-Fi経由で利用が可能だ。

ローカル5G環境でこれを活用することで、山間部や地下、湾岸工業地帯などの通信ネットワークが不十分な現場でも、複数人のリアルタイムな情報連携が可能になる。

Buddycomが提供する機能は、次の4つだ。

「グループ通話」は、通話ボタンを押してグループ内のユーザーへ一斉発信する機能。ユーザー数やグループ数は無制限に作成可能で、複数グループの会話を同時に聞くこともできる。

通話内容は自動でテキスト化される。この「音声のテキスト化」機能により、音声を再生しなくても内容が確認できる。

3つめは「ライブキャスト」。現場の状況をライブ動画で共有し、言葉や声、画像だけでは伝わりにくいモノも瞬時に伝達できる。動画配信中でも通常通りグループ通話が可能だ。

最後は「外部サービス連携」。API連携機能を備えており、エッジサーバーやIoT機器等と連携して、現場で働くワーカーへ、一斉かつリアルタイムに情報を伝達することができる。

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