楽天と東工大、5GとMEC基盤を活用したユースケース開発に関する協働研究

楽天モバイルと国立大学法人東京工業大学は2023年6月7日、「楽天モバイル次世代エッジコンピューティング・ネットワーク協働研究拠点」を東京工業大学オープンイノベーション機構および超スマート社会卓越教育院の支援のもと開設したと発表した。

東京工業大学 学長 益 一哉/(右)楽天モバイル 代表取締役 共同CEO 鈴木 和洋

東京工業大学 学長 益一哉氏(左)と楽天モバイル 代表取締役 共同CEO 鈴木和洋氏

協働研究拠点では、新たな顧客価値創出を目的とし、5GおよびMEC基盤を活用したユースケース開発に関する研究を行う。超スマート社会卓越教育院の組織を活用して領域横断的な研究活動の実施、および東京工業大学やその周辺環境での実証実験を行い、社会課題解決への寄与や、楽天モバイルでの新サービス展開・既存サービスへの応用等を目指すとしている。

概要は以下の通り。

設置部局:東京工業大学 超スマート社会卓越教育院

設置期間:2023年6月1日~2026年5月31日(予定)

研究題目:5GネットワークおよびMEC基盤を活用したユースケース開発に関する研究

研究内容:
1)Vision HCI・AI
2)ロボット分散協調制御
3)多感覚伝送
4)電波による人感センシング
5)IoT・デジタルツインのコマース活用

体制:
拠点長 国立大学法人東京工業大学 超スマート社会卓越教育院 教育院長・工学院 電気電子系 教授 阪口 啓
副拠点長 楽天モバイル株式会社 エンタープライズプロダクトマネジメント本部 5Gビジネスソリューション企画部 部長 田中由紀

楽天モバイルと東京工業大学は、2021年3月より5Gを活用した研究開発など様々な取り組みを進めてきた(参考記事:楽天モバイルと東京工業大学が5Gで協業、スマートタウン実現へ実証実験|BUSINESS NETWORk)。また東京工業大学が設立した「超スマート社会推進コンソーシアム」と連携し、超スマート社会(Society 5.0)の実現に向けたイノベーションの創出を目指し共同研究を行っている。今回新たに協働研究拠点を開設することで、さらに両者の連携を深め、各研究分野での双方の発展を図っていきたいという。

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