NTTコノキュー、「XR City」上でオリジナルARコンテンツを提供開始

NTTグループのXR領域の中核企業であるNTTコノキューは2023年3月23日、イマジカ イークスと共同開発したARコンテンツ「LOST ANIMAL PLANET(ロスト アニマル プラネット)」を、NTTコノキューが展開するARサービス「XR City」で3月24日から提供すると発表した。XR City初の完全オリジナルコンテンツだという(参考記事:NTTコノキュー丸山社長インタビュー「XRを快適に楽しんでもらえるようにするのが我々の使命」)。

「LOST ANIMAL PLANET」は、絶滅した生物をAR上で“復活”させるコンテンツ。3Dマップを元にスマートフォンのカメラが捉えた画像を照合し、高精度な位置情報を特定する技術であるVPS(ビジュアル ポジショニング システム)を採用。また、イマジカ イークスが持つXR映像演出のノウハウ、リアルタイム3DCGの技術を活用しているという。

VPSを利用したエリアを特定したコンテンツは、XR Cityをダウンロードしたスマートフォンを指定の場所にかざすことにより楽しむことができる。3月24日に東京ドームシティ、4月3日に新宿サザンテラスで提供を開始する。提供エリアは順次全国に拡大する予定とのことだ。

コンテンツは指定エリア以外でも体験できる。XR Cityアプリ内のAR空間で化石を発掘、復元すると生物のARコンテンツが登場し、アプリ内に保存できる。生物ARコンテンツは画面内で拡大縮小や移動が可能で、写真や動画を撮影できる。日替わりコンテンツや特定のスポットのみに登場する特別コンテンツも提供する。アプリの利用は無料。

「LOST ANIMAL PLANET」内容と体験イメージ

「LOST ANIMAL PLANET」内容と体験イメージ

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