ジーエフケー マーケティングサービス ジャパン(GfK Japan)は2011年4月7日、家電量販店における携帯電話の販売動向を発表した。
これによると2011年4月の第1週に、携帯電話全体の販売数量に占めるスマートフォンの割合が初めて過半数に達した。iPhone OS、Android、Windows Mobile、RIMのいずれかを搭載したモデルの構成比が50.1%になったという。また、3月第4週の携帯電話全体の販売数量が過去2年間で最高水準となった。
これらの背景には、今回の大震災の影響が少なからずあったとGfK Japanでは推測している。通話やメール、Web閲覧のほか、TwitterやFacebookでの情報発信など、災害時における携帯電話の有用性が再認識された結果、バッテリー寿命が短くなった端末などで買い換えが促進されたという。