NTTグループの7社は2011年2月28日、異なるメーカーの電気自動車(EV)を使用するカーシェアリングシステムを開発、実証実験「NTTグループ会社間EVカーシェアリング実証実験(EV Car Sharing Eco Project)」を開始すると発表した。実験に参加するのは、日本カーソリューションズ、NTTデータ、NTTデータカスタマサービス、NTTドコモ、NTTファシリティーズ、NTTコミュニケーションズ、NTT持ち株の7社。
実証実験では、NTTグループの事業所に利用者認証機能付きのEV用充電器を設置。そこを貸し出し拠点に、NTTグループ会社間でのEVカーシェアリングを行う。実験の実施場所は、NTT東日本-埼玉 さいたま新常盤ビルおよびNTTデータ博多駅前ビルの2カ所で、ともに日産リーフ2台、三菱i-MiEV 1台を使用する。実験期間は今年3月から2013年3月までの予定。
NTTグループでは今回の実験によりノウハウの確立や事業性の検証を行い、EV関連市場への参入を目指すという。
NTTグループ会社間EVカーシェアリング実証実験のイメージ |