コロナ禍における新たな働き方として、オフィスワークとテレワークを組み合わせたハイブリッドワークが主流となりつつある。
ハイブリッドワークを導入する企業では、オフィスに必要な固定電話は残しつつ、自宅などオフィス以外の場所で内線電話を利用できる環境が必要となる。そうした企業に適しているのが、OKIのスマートフォン向けソフトフォン「Com@WILLソフトフォンスマート」だ。
Com@WILLソフトフォンスマートは、OKIの大規模オフィス向けIP-PBX「DISCOVERY neo2/neo」と中小規模向けオフィス・コミュニケーションシステム「CrosCoreシリーズ」に対応。専用アプリをダウンロードしたスマホを無線LANおよび3G/LTE経由で内線として収容することができ、社内外のどこからでも内線発着信や転送・保留を行える。取引先等に電話をかける際は、外線を介して発信するので、会社の電話番号が通知される。
「ここ1~2年、ハイブリッドワークなどの新しい働き方に合わせて電話環境を見直す企業に採用されており、前年度比で2倍近く伸びています」とOKI ソリューションシステム事業本部 IoTプラットフォーム事業部 オフィスコミュニケーションシステム部 担当課長の井上伸也氏は手応えを感じている。
(左から)OKI ソリューションシステム事業本部 IoTプラットフォーム事業部
オフィスコミュニケーションシステム部 担当課長 井上伸也氏、安藤美紀氏
特に、工場などの現場で固定電話を連絡手段として活用している製造業をはじめ、代表番号宛てに頻繁に問い合わせの電話がかかってくる企業など、働き方が変わっても固定電話を廃止することが難しい企業に支持されているという。