NTTアイティは2011年1月25日、同社のネットワーク接続型デジタルサイネージソリューション「ひかりサイネージ」において、3Dコンテンツ配信に対応したシステムを追加したと発表した。1月26日から販売を開始する。
同ソリューションでは、個別に配信サーバーを設置するシステム販売と、SaaS型サービスの2種類の提供方法を用意。市販の3D対応テレビまたは業務用3Dモニターに専用端末(STB)を接続、インターネットにつなぐことで、3Dのデジタルサイネージコンテンツの再生が行える。
NTTアイティでは利用シーンとして、住宅展示場やマンションのモデルルーム、自動車販売店をはじめ、実物の商品展示が難しい店舗、ショールーム等を想定。通常は商品説明やキャンペーン情報等の2Dコンテンツを流しておき、顧客が商品に興味を示した時点で3Dコンテンツに切り替え、よりリアルな商品紹介を実施するなどの使い方ができるという。
価格はオープン。NTTアイティでは初年度50クライアントを販売目標としている。