三井不動産とセンスウェイ、柏の葉でスマートオフィス実証を開始

三井不動産とセンスウェイは2021年2月24日、千葉県の柏の葉スマートシティでIoTの普及・活用を目指す「柏の葉IoTビジネス共創ラボ」においてスマートオフィス・ワーキンググループを設立し、その第一弾の取り組みを開始したと発表した。

本プロジェクトは、柏の葉スマートシティのイノベーション創出拠点である「KOIL(柏の葉オープンイノベーションラボ)」の執務空間内で、コワーキングオフィスの換気状況、在席状況、トイレの空き状況の可視化、および体温・マスク着用検知のシステム導入を行うもので、新型コロナウィルス感染拡大の現下においても有用な取り組みだとしている。

センスウェイが提供するIoT通信プラットフォームサービス「SenseWay Mission Connect」とMicrosoft Azureを活用することで、1台のIoTゲートウェイで複数フロアをカバーすることができる。センサーを通じて集めた様々なIoTデータを1つのクラウドサービス上で、一元的に管理、閲覧可能とした。

三井不動産はフィールドとなるKOILでの実証実験環境の提供と現場での実現サポートを行い、センスウェイはセンサーとネットワークを組み合わせたIoTソリューションを提供している。

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