ワイヤレスジャパン2019/ワイヤレスIoT EXPO 2019「5G×IoT」がテーマ OKIが自由視点映像モニタリングなどを展示

OKIのブースでは「5G×IoT」をメインテーマに、360度の映像をリアルタイム合成する自由視点映像モニタリング「フライングビュー」などを展示している。また、5G以外にも自営IoT無線ネットワーク「SmartHop」をはじめ、様々な無線通信技術を活用したソリューションも見ることができる。

OKIでは、「5G×IoT」をメインテーマに、様々なソリューションを紹介している。展示ブースの最前面に展示しているのが、自由視点映像モニタリング機能の「フライングビュー」だ。車両の前後左右に設置した4台の車載カメラで撮影した映像をもとに、車両の360°俯瞰映像をリアルタイムに合成。Programmable SoCにより、大容量高画質の映像処理をリアルタイムかつ低消費電力で実現できるという。合成された映像はタブレット上などで操作することで自由に視点を切り替えられる。


OKIブース フライングビューの展示


フライングビュー操作端末を操作して視点を切り替えることができる

5Gなどの通信ネットワークを活用し、建設現場や工場内での周囲監視、遠隔からの機器操作支援などを想定しており、既にコマツやドコモと実証実験を行っている。

また、920MHz帯マルチホップ無線「SmartHop」を使用したマルチベンダーIoTソリューションも展示されている。920MHz帯は電波到達性が高く、かつ免許不要で使える点が特徴。親機1台あたり子機100台のマルチホップ接続が可能になる。


「SmartHop」を使用したマルチベンダーIoTソリューション

「AISION(アイシオン)」は、顔認識・物体認識などの画像センシング認識技術とAI・アナリティクス技術を融合させた映像IoTシステム。AISIONの中核となるゲートウェイ装置「映像IoT-GW」ではクラウドエッジでの映像圧縮、画像センシングができる。LTEモジュールを内蔵しているため固定通信回線の敷設が不要になる。

他にも、設備や構造物の振動や音をリアルタイムに解析する波形解析AI「ForeWave(フォアウェーブ)」や、既存のISDN回線などをモバイル化できるマルチキャリア対応の音声IoTゲートウェイ、商用車向けETC2.0車載器を利用した車両運行管理支援サービスなど、無線技術を活用した様々なソリューションが展示されている。


LocoMobi2.0車載器など

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