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卓球の石川佳純選手も期待! ―― シスコがIoTでサポートする「戦い方改革」とは

文◎坪田弘樹(編集部) 2017.12.05

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シスコシステムズは2017年12月5日、卓球の石川佳純選手、張本智和選手とアスリートアンバサダー契約を締結したと発表した。遠隔地にいるコーチや家族と映像を活用して密にコミュニケーションする技術や、試合・練習で得られたデータを分析するソリューション等を提供し、トレーニングや試合の戦術改善をサポートするという。


いままでは、なんとなくしかつかめなかった対戦相手のクセやコース取りも、正確な数字を基に見られることにビックリした。自分の打つコースもデータ化してレベルアップにつなげたい――。

都内で行われた会見で、シスコシステムズのサポートに対する期待を問われた石川佳純選手はそう答えた。


シスコとアスリートアンバサダー契約を結んだ石川佳純選手(左から2番め)。
学業のため会見に参加できなかった張本選手はビデオレターでシスコへの期待を述べた。
左はシスコシステムズの鈴木みゆき社長、右は鈴木和洋専務


シスコはこれまでにも、スポーツ&エンターテイメントの分野でネットワーク/セキュリティ、IoT(Internet of Things)やコラボレーション技術を駆使した様々なソリューションを提供してきている。例えば、スタジアムの観客にインターネット接続サービスを提供するWi-Fiや、試合映像の視聴に使うビデオ配信ソリューションなどだ。また、米国ではアメフトやNBAチームに対して、選手の体に装着するセンサーやヘルメットに付けたカメラから取得したデータを試合内容の分析に用いるといった、競技活動を直接サポートする取り組みも行っているという。

今回、日本の卓球界を代表する2選手に対しても様々なかたちでサポートを行い、「テクノロジーを活用して、アスリートの『戦い方改革』を支援したい」とシスコの鈴木みゆき社長は話した。

海外遠征中も、コーチである母が“そばにいる”
記者会見では、実際に石川佳純選手がデモを行うかたちで具体的なサポート内容が紹介された。

1つめが、ビデオコラボレーションツールの「Cisco Spark」を活用したものだ。海外遠征中などに、遠隔地にいるコーチや家族と密なコミュニケーションを取れるようにするのが目的である。

石川選手、張本選手ともにアジアや欧州を中心に世界中を転戦しているが、日常的にコーチがそばにいられるとは限らず、また、家族と離れる期間も長い。そこでCisco Sparkを使い、いつでもどこでもスマートフォンやタブレット、PC、ビデオ会議端末で相手の顔を見ながらコミュニケーションができるようにする。また、簡単な操作で試合や練習の映像を共有することができるため、遠隔地からアドバイスを行うことも可能になる。



Cisco Spark Boardを使って、母親の久美さんと会話。
画面を数回タッチするだけでつながる簡便さが特徴だ


石川選手は「コーチでもある母と一緒にいられない時間も多い。これから密にコミュニケーションできることに期待している」と話した。まだ中学生である張本選手にとっても、家族といつでもつながれる環境が実現すれば、大きなサポートになるはずだ。

会場で行われたデモでは、石川選手が母親の久美さんと「Cisco Spark Board」(写真参照)を使って会話し、先日行われた試合の映像を見ながらアドバイスを受けた。久美さんが「気になった」というシーンで映像を止めて、佳純選手が打った球筋が甘かったことを指摘。実際のコーチングさながら、画面上に理想のコースを書き込む一幕もあった。



母親でありコーチでもある久美さんと試合映像を共有。
ホワイトボード機能を使って、画面上に打球の球筋を書き込むなどしてアドバイスすることができる


そしてもう1つ、練習内容の改善やゲームの戦術により活かせそうなのが、試合映像から打球の角度やコース、スピードなどをリアルタイム分析するトラッキングシステムだ。

 

 

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