センチュリー・システムズ、FTTHから3GまでWAN回線をいろいろ選べるギガビット・モバイルVPNルーターを発売

センチュリー・システムズは2010年8月20日、暗号2010年問題にも対応したギガビット/モバイルVPNルーター「FutureNet NXR-125/CX」を発表した。ギガビットVPNルーター「FutureNet NXRシリーズ」の新製品で、9月中旬から出荷を開始する。標準価格は7万8750円(税込)。

FutureNet NXR-125/CX

5つのギガビットイーサネットポート(1000BASE-T/100BASE-TX/10BASE-T×1、4port-SWHUB×1)と無線通信用ポート(USBポート×2、Express カードスロット×1)を備え、FTTH から3G回線まで幅広く利用できる。IPフォワーディング性能は最大約1Gbps、IPsecを利用したVPNで最大約210Mbpsのパフォーマンスを発揮する。

FutureNet NXRシリーズは、同社のXRシリーズからサポートしてきたVPN機能(IPsec)を大幅に拡張しており、従来の「Policy Based IPsec」に加え、「Route Based IPsec」に対応したことで、ネットワーク設計者は直感的で分かりやすいネットワークの設計が可能になるという。さらにIKEv2への対応や、暗号2010年問題への対応などにより、長期的に企業ネットワークで利用できるのも特徴という。

また、NTT東西が2010年6月から提供を開始した帯域確保型サービス「データコネクト」にも今後対応する予定。POSやクレジットカードデータを扱うような店舗向けの通信を統合するVPNルータとして利用することができる。

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