新製品&新サービス

“GALAXY Tabがデジタルサイネージに変身”―― NTTアイティがAndroidタブレット向けの新アプリ

文◎坪田弘樹(編集部) 2011.02.17

  • bookmark
  • Teitter
  • 印刷

商業施設や街中の店舗などでの普及が進むデジタルサイネージ。導入容易性が特徴の「ひかりサイネージ」を提供するNTTアイティが、小売店舗等での利用に適した新商品を発売する。中小型ディスプレイ採用のサイネージ端末のほか、GALAXY TabをはじめとするAndroidタブレット端末を“サイネージ化”するアプリの販売も開始する。


NTTアイティは2011年2月17日、デジタルサイネージソリューション「ひかりサイネージ Lite」のラインナップを拡充したと発表した。中・小型のディスプレイやデジタルフォトフレームなどを加えたほか、NTTドコモのAndroidタブレット端末「GALAXY Tab」等をデジタルサイネージとして活用できるアプリケーションも発売する。

 

GALAXY Tab等のAndroidタブレット端末をデジタルサイネージや電子カタログとして利用できる「ひかりサイネージ Lite アプリ」を発売。商品を紹介する広告だけでなく、天気予報やニュースなどの情報配信の用途にも活用できる

新ラインナップの発表に先立ち、NTT・研究企画部門プロデュース担当・担当部長の伊能美和子氏が、デジタルサイネージ普及の現状を説明。小規模小売店舗や飲食店舗などで小型のディスプレイを使ったデジタルサイネージが利用されている事例を挙げた。「小さい端末であるため、一般的な広告というよりも地域情報などを流すのにも使われている」と、用途が拡大していることを示唆。そうした小規模小売店舗へのより一層の普及を図るために、今回の新製品を開発したと経緯を説明した。

また伊能氏は、汎用端末、およびAndroidタブレットをデジタルサイネージ化させるアプリなどでさらに普及が促進すれば、街中に溢れるディスプレイに地域情報などを気軽に配信できる住民参加型の情報コミュニティサービスなどが可能になると説明。「デジタルサイネージの普及によって、ローカル情報の可視化が可能になる。(ネットワーク型のデジタルサイネージが)地域コミュニティの情報基盤になる」と話した。

 

NTT・研究企画部門プロデュース担当・担当部長の伊能美和子氏 NTTアイティ・メディアサービス事業部デジタルサイネージ部・部長の久保田俊郎氏

ひかりサイネージは、大きく3つのシリーズに別れている。導入に当たってシステム構築が伴う多機能型の「Proシリーズ、SaaS型で初期投資を低減できる「Basicシリーズ」、同じくSaaS型でさらに機能を簡易化した「Liteシリーズ」だ。ProとBasicはひかりサイネージ専用端末を用いる形態で、Liteシリーズはデジタルサイネージや、今回追加されたAndroidタブレットなどの汎用端末でも利用できる。

 

「ひかりサイネージ」のラインナップは大きく分けて3シリーズ。今回、導入容易性を特徴としたSaaS型「Liteシリーズ」のラインナップを拡充した


新製品の1つ目は、Androidタブレットにインストールすることでデジタルサイネージとして活用できるアプリケーション「ひかりサイネージ Liteアプリ」。当初は、NTTドコモの「GALAXY Tab」と、カマンジ・ジャパンの「FM600」の2機種に対応し、今後対応端末を拡大する予定だ。NTTアイティ・メディアサービス事業部デジタルサイネージ部・部長の久保田俊郎氏は、「コンテンツの運用・管理機能もSaaSで提供するため、負担が少なく導入しやすい」と特徴を説明した。また、「従来はNTTコミュニケーションズやNTT東日本/西日本の法人営業が販売の主体だったが、今後は、Liteシリーズの代理店販売も増やしていく予定」とも話した。

端末にインストールするアプルのほか、コンテンツの管理などを行うソフトウェアがSaaSで提供される。端末1台当たりの月額料金は1900円で、そのほか初期費用がかかる(1万4000円~)。なお、ユーザー自身がすでに持っているAndroidタブレット端末で利用できるほか、端末と「ひかりサイネージ Liteアプリ」のセット提供も行う。

そのほか、新端末として次の3機種が追加された。

●Z-F10:画面サイズ10インチのデジタルフォトフレーム型。
●C-L19:ネットワークに接続してコンテンツを蓄積するクライアント機能をディスプレイと一体化した。画面サイズは19インチ(横縦比4:3)。
●C-L24:ネットワークに接続してコンテンツを蓄積するクライアント機能をディスプレイと一体化した。画面サイズは24インチ(横縦比16:9)。

 

画面サイズ10インチのデジタルフォトフレーム型「Z-F10」


月額利用料金は、1端末当たり2500円~で、初期費用は、Z-F10が4万4000円~、C-L19が10万4000円~、C-L24が11万6000円~となっている。

スペシャルトピックスPR

1912_thales
necpf2001
attokyo2001

>> 今月の月刊テレコミュニケーション

月刊テレコミュニケーション【特集】ネットワーク未来予想図2020
[Part1]3段階で進化する5G [Part2]ローカル5G急発進の可能性 [Part3]Wi-Fi 6の普及はハイペース [Part4]「飛び過ぎない」Li-Fiで通信 [Part5]LPWAは大規模導入期に [Part6]ドローンの携帯電波利用が解禁 [Part7]高まる有線IoTの存在感 [Part8]量子時代は暗号通信も進化

[インタビュー] NTT 取締役 研究企画部門長 川添雄彦氏「インターネットを超えるIOWN」 [ソリューション特集]学校ネットワーク/クラウド閉域接続 [ビジネス最前線]NTTコム、ローカル5G参入の狙い ほか

>>詳しい目次を見る

ホワイトペーパー

スペシャルトピックス

住友商事マシネックスついにオラクルがSD-WANに参入!
 クラウド接続に最適な高品質NW

Oracle Failsafe SD-WANは、ネットワーク品質を劇的に変化させる。

APRESIA Systemsローカル5G参入を強力サポート

APRESIA Systemsの「ローカル5Gシステム」はローカル5Gに必要な機能に絞り込み、導入を強力サポート

NECプラットフォームズ教育用ネットワークをトータル提案
IPv6活用でコスト削減・高速化

快適な校内無線LANには、VPNなど校外NWの整備も必要だ!

アット東京AWSやGCPなどメガクラウドに
直結する新時代のデータセンター

アット東京のデータセンターは“つなぐ”価値に磨きをかける!

ヤマハ仮想NWを始めるならヤマハで!

ヤマハの仮想ルーター「vRX」なら、これまでのノウハウをクラウドでも活かせる。

日本ソルテック学校ネットワークを簡単・安価に

日本ソルテックのクラウド管理型無線LANは、専門学校、介護施設を中心に豊富な導入実績!

シスコシステムズ世界で選ばれているオンライン会議
簡単にワンクリックで会議に参加!

Cisco Webexは社内外、誰とでも高品質なオンライン会議が行える。

エイチ・シー・ネットワークス株式会社ネットワークに迫る人手不足の危機
遠隔監視と予防保全で乗り越えろ!

光ファイバの保守現場の深刻な技術者不足。日立金属はどう対応した?

ハイ・アベイラビリティ・システムズ「全て」を一括認証できるSSO
簡単導入でパスワード管理から解放

AccessMatrix USOなら導入や運用も容易にシングルサインオンを実現!

ジェムアルト株式会社マルチクラウド時代の情シスを救う
認証プラットフォーム!

認証・特権ID管理をきめ細やかに! 自社サービスとしても展開可能。

ZscalerDX加速させるクラウドセキュリティ
「100ms以下」の遅延で快適利用

Zscalerの革新的アーキテクチャで働き方改革を強力推進!

パロアルトネットワークスパブリッククラウド基盤の
セキュリティ対策はどうする?

開発のライフサイクル全体でリソースを保護する「Prisma Cloud」

ヤマトロジスティクスキャッシュレス化に乗り遅れるな!
決済端末の導入・運用を一括代行

キャッシュレス決済の導入をヤマトロジスティクスがトータル支援!

アクセスランキング

dwpreport
tc_banner191122

「通信」の力でビジネスを進化させるbusinessnetwork.jp

Copyright(c) 2019 RIC TELECOM Co.,Ltd. All Rights Reserved. 記事の無断転載を禁じます