BBIXとNHNテコラスがガバメントクラウド利用促進へ協業、構築から運用まで支援

ソフトバンク子会社でインターネットエクスチェンジ(IX)事業を手掛けるBBIXと、NHNテコラスは2024年4月4日、地方公共団体のガバメントクラウド利用促進を目的とした協業を開始すると発表した。

NHNテコラスは、アマゾン ウェブ サービス(AWS)の最上位プレミアティア サービスパートナー認定とGoogle Cloudのプレミアパートナー認定を保有する。今回の協業では、BBIXが提供するクラウド型ネットワークサービス「Open Connectivity eXchange(OCX)」を活用。OCXのパートナー事業者を通じて、地方公共団体におけるAWSを中心としたガバメントクラウド利用環境の構築から運用管理までを総合的に支援する。

協業のイメージ

協業のイメージ

地方公共団体の基幹業務システムは、2025年度までにガバメントクラウド上に構築された標準準拠システムへの移行を目指すことが基本方針で定められている。ただし、IT人材が不足するなか、その大部分が東京に集中。地方公共団体のガバメントクラウドへの移行を担う地域のSIerの人材不足が課題となっている。

この課題の克服に向けて、両社は、NHNテコラスが運営するクラウドビジネス協業プログラム「Cloud Chorus Partner Network(CCPN)」を通して、全国のSIerやOCXのパートナー事業者との協業を拡大。全国規模で、ガバメントクラウド利用を推進する。

OCXのパートナー事業者のCCPN加盟を支援することで、地方公共団体がガバメントクラウドを利用する際にネットワーク接続環境の提供からクラウド環境の構築、システムの移行、その後の運用管理まで一貫した総合支援を可能にする。また、クラウドの知見を持つNHN テコラスが地域のSIerを支援することで、インフラからアプリケーションまでワンストップでの対応が可能になるとしている。

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