アライドテレシス、全ポート10G対応のL2/L3スイッチ新機種

アライドテレシスは2024年4月2日、L2/L3スイッチの新製品4機種の受注を開始した。

「AT-x540L-28XTm」「AT-SE540L-28XTm」は、全ポート10Gに対応したL3スイッチ。

AT-x540L-28XTmは、24のダウンリンクポートすべてで100/1000/2.5G/5G/10GBASE-Tに対応し、最大5Gbpsの通信が既存のカテゴリー5eケーブルから配線を入れ替える必要なく実現できる。加えて、カテゴリー6以上のケーブルを使用すれば最大10Gbpsの高速通信となるため、速度の異なる様々なデバイスや無線LANアクセスポイント、サーバーの集約に最適だとしている。

アライドテレシス「AT-x540L-28XTm」「AT-SE540L-28XTm」

最大2台のVCS(バーチャルシャーシスタック)を構成できるため、各種デバイスを接続する高速エッジ・スイッチの集約にも適しているという。L3ルーティング機能を多数サポートし、セグメント分割や3000以上のアクセスリストの登録が可能で、小規模なネットワークのコアスイッチとしても利用できるということだ。

AT-SE540L-28XTmは、AT-x540L-28XTmと同等の機能を持ちながら機能をエッジ向けに特化させることで価格を抑えた製品。標準価格はAT-x540L-28XTmが69万円(税込75万9000円)、AT-SE540L-28XTmが56万円(税込61万6000円)。

また、「AT-x250-28XTm」「AT-SE250-28XTm」は、全ポート10Gに対応したL2スイッチ。

アライドテレシス「AT-x250-28XTm」「AT-SE250-28XTm」

AT-x250-28XTmは、100M/1000M/2.5G/5G/10Gをサポートしたダウンリンクを24ポート持ち、アップリンクは最大速度10GのSFP/SFP+モジュール対応のスロットを4つ備える。これにより、モバイル端末の接続数の増大やオンライン会議の頻繁な利用などで、高速・大容量データ通信がネットワークエッジまで求められている環境に最適だとしている。最大2台までのVCSに対応し、冗長構成を組むことが可能だ。

AT-SE250-28XTmは、AT-x250-28XTmと同等のハードウェア機能を持ちながら、基本機能に特化した低価格モデル。標準価格はAT-x250-28XTmが59万円(税込64万9000円)、AT-SE250-28XTmが48万円(税込52万8000円)。

さらに、AT-x540L-28XTmとAT-x250-28XTmでは、経路制限や認証、ネットワークを一括制御するOpenFlowなどを利用できる追加ライセンスの販売も開始する。

スイッチ、ライセンスいずれも出荷開始は2024年4月3日。

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