NECネッツエスアイは8月19日、自社のセキュリティオペレーションセンター(SOC)と、トレンドマイクロが提供する産業制御システム向けセキュリティソリューション「トレンドマイクロEdgeFire/EdgeIPS」を組み合わせたセキュリティ運用サービスの提供を開始すると発表した。
「トレンドマイクロEdgeFire/EdgeIPS」を工場ネットワークに導入することで、産業制御機器の脆弱性を悪用するサイバー攻撃をブロックする。また、検知した内容は、SOCに送信され専門スキルを有したセキュリティアナリストがリアルタイムで脅威の解析を行い、対策立案、通信遮断対応などをトータルでサポートする。その結果、ユーザーのセキュリティ運用負担を増やすことなく、工場ネットワークをサイバー攻撃から守ることができる。
「産業セキュリティ運用サービス for トレンドマイクロEdgeFire/EdgeIPS」イメージ
監視・解析・リスク判断では、独自の脅威インテリジェンスと「トレンドマイクロEdgeFire/EdgeIPS」の脅威インテリジェンスを併用し、セキュリティアナリストがお客様の工場ネットワークを監視。検出された脅威を速やかに解析し、リスクレベルを判断します。統合脅威管理機器やエンドポイントセキュリティなど、他のセキュリティ製品も監視対象としている場合、より総合的な脅威の監視を実現可能となる。
解析報告・推奨対策提示・緊急隔離対応では、解析した結果に基づき、発生したインシデントの対策に必要な推奨手順をユーザーに案内する。また、ネットワークから隔離が必要と判断した場合は、当社セキュリティアナリストがリモートにて緊急隔離対応を実行する。
さらに24時間365日の緊急時対応も行う。オプションで月次レポートも用意している。
価格は月額15万円から。別途、初期構築費用がかかる。