オンプレミスで即IoTを構築、ぷらっとホームからパッケージが3種類

ぷらっとホームは2021年7月30日、IoTシステムに必要な機器・設定をワンパッケージにした「HACCP(ハサップ)システムパッケージ」、「所在管理システムパッケージ」、「在室管理システムパッケージ」の3種を発売すると発表した。

IoTシステム構築では従来、様々なIoT機器に加え、センサーとIoTゲートウェイとの接続プログラムや、IoTゲートウェイからDBサーバーへの接続プログラム、BIツールでのチャートやダッシュボード作成などが必要だった。今回の3種のパッケージは各IoT機器と上記プログラムが全て設定され、すぐに使える状態で提供される。BIツールにもチャートなど設定済みで、SIerなどの業者に開発を依頼することなく使えるという。

HACCPシステムパッケージでは温湿度センサー2個、IoTゲートウェイ、IoT専用サーバーをセット。40℃~+70℃の幅広い計測範囲を持つワイヤレスセンサーを使用する事により、食品を扱う場や冷蔵/冷凍庫の温度管理が可能となり、HACCP対応を支援する。

可視化ツール画面。センサーを2個追加し計4個でシステムを組んだ場合の例

所在管理システムパッケージではBLEビーコン10個、IoTゲートウェイ、IoT専用サーバーをセット。厚み3.5mmの超薄型BLEビーコンを所在管理したいモノ、例えば医療施設内の移動式機器などに取り付けることで、フロア内のどこに何の機材があるかを管理する事が可能になる。

在室管理システムパッケージでは在室センサー×2個、IoTゲートウェイ、IoT専用サーバーを用いて、議室が空いているか使用中かをリアルタイムで管理し、会議室の効率的な活用が可能になる。在室センサーはワイヤレスかつソーラーパネル搭載でバッテリーレスで駆動する。

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