ソラコム、換気の目安に使える「CO2センサースターターキット」の提供開始 IoT入門者にも最適

ソラコムは6月15日、デバイス通販サイト「SORACOM IoTストア」において、CO2、温度、湿度センサー搭載のIoTデバイスとIoT SIM(LTE-M)がパッケージになった「LTE-M CO2 センサー RS-LTECO2 スターターキット」の提供を開始した。


LTE-M CO2 センサー RS-LTECO2

このデバイスはあらかじめSORACOMプラットフォームへの連携が設定されており、データ収集・蓄積からダッシュボード作成・共有まで、SORACOMのコンソール画面の簡単な操作のみで設定可能。自社で用意したサーバーやクラウドに連携することもできる。

また、今回のスターターキットの発売にあたって、これからIoTシステム開発学習するユーザーにも、センシングからデータ可視化までの一連の流れがより手軽に利用できるように、2つのサポートを用意している。

1つ目は、同デバイス専用の「サンプルダッシュボード」の公開だ。PCやスマートフォンで閲覧できるグラフィカルなダッシュボードを作成・共有するサービス「SORACOM Lagoon」において、このテンプレートを利用することで、ソースのコピー&ペーストだけで手軽にデータの可視化を始められる。


サンプルダッシュボード

2つ目は、必要な機材一式と開発手順を詳細に解説する「IoT DIYレシピ」。同デバイスを利用する「IoTで、CO2と温湿度を計測し換気促進」を併せて無料で公開する。

もちろん、同デバイスから得られたデータを、自社で用意したサーバーやクラウドに連携し、より高度な分析や制御に利用することもできる。

さらに、今回の販売を記念して、2021年6月15日から7月31日までの間、デバイスの割引提供キャンペーンを行う。通常、定価1万9800円のところを10%引きの1万7820円で提供する。

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