KDDIとソフトバンクは2020年4月1日、地方における5Gネットワークの早期整備を共同で推進するための合弁会社「株式会社5G JAPAN」(以下、5G JAPAN)を設立したと発表した。
28GHz帯や3.7GHz帯といった高い周波数帯を用いる5Gネットワークは、全国整備には膨大な数の基地局の設置が必要となり、長期にわたる工事と多額の投資を伴う。そこで両社は2019年7月、保有する基地局資産を相互利用し、地方における5Gネットワークの早期整備を共同で推進することに合意していた。
5G JAPANでは効率的な「インフラシェアリング」を推進、5G基地局の工事設計や施工管理に関する業務を行い、5Gの地方展開を加速する。