昨今、多くの業務がITと密接に結びついており、ネットワークやサーバーに障害が発生すれば、ビジネスに多大な影響が生じる。こうした事態を避けるために重要なのが、常日頃からのネットワークやサーバーの監視であり、そのための機能を備えたツールがネットワーク監視ソフトウェアである。
このネットワーク監視ソフトウェアはさまざまなベンダーからリリースされているほか、オープンソースで開発されているものも少なくない。こうした中で使い勝手の良さや充実したサポート体制、コストメリットの大きさから多くの企業に選ばれているのが「WhatsUp Gold」である。
日本での販売を手がけるプログレス・ソフトウェア・ジャパンの日本事業統括である市原裕行氏は、WhatsUp Goldの強みとしてユーザービリティを挙げる。
「WhatUp Goldには、エージェントレスでサーバーやデバイス、ネットワーク機器を検知し、その接続関係や依存関係を分かりやすく表示するトポロジマップの仕組みがあります。1つの画面でネットワーク全体の状況がすばやく把握できるほか、いずれかのデバイスをクリックすれば詳細な設定情報やパフォーマンス状況が表示されるため、ワンクリックで必要な情報を取得することが可能です。こうしたユーザーインターフェイスの使い勝手のよさは多くのユーザーに高く評価されています」
ネットワークやサーバーの状況をひと目で把握することができるマップ画面。
ツリー構造での表示よりも全体を把握しやすい[画像をクリックで拡大]
言うまでもなく、ネットワーク監視ソフトウェアの使い勝手は、運用業務に大きな影響を及ぼす。たとえば障害が発生してアラートが発報された際、必要な情報をすばやく見ることができなければトラブルシュートが長引くことにもなりかねない。しかしワンクリックでさまざまな情報にアクセスできるWhatsUp Goldであれば、トラブルシュートに必要な情報をすばやく収集することが可能となり、早く障害復旧を果たせるというわけだ。
しかも、WhatsUp Goldの特徴は、これだけではない。