NTTドコモは2019年6月18日、「第28回定時株主総会」を開催した。
冒頭、5Gに関する紹介が行われ、吉澤和弘社長は「5G導入により、ビジネスの生産性向上や革新的なサービスの創出を目指している」と説明した。また、様々な先進テクノロジーがある中で「一番太い柱が5Gであり、ネットワークとサービスを同時に提供したい。そのためには、パートナーとの連携が不可欠になる」と述べた。
ドコモは、ラグビーワールドカップの開幕に合わせ、今年9月20日からプレサービスを開始する。多視点視聴や高臨場感など新たなスポーツ観戦体験を提供する。
株主の「プレサービスの具体的な内容は」という質問に対し、森健一・取締役常務執行役員は「全国12会場のうち8会場において、プレサービス用の端末を使い、高速大容量を体験できるようにする。ちょっと面白い端末も用意しており、マルチ画面で映像を楽しめる」と述べた。会場以外のいくつかの場所では、パブリックビューイングの実施も予定しているという。