ソフトバンク、SRv6の本格運用を開始

BUSINESS NETWORK編集部

2019.04.25

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ソフトバンクは2019年4月24日、5G時代に向けて「SRv6」を導入し、4月から商用ネットワークでの本格運用を開始したと発表した。

SRv6は、IPv6ネットワーク上でセグメントルーティングを実現する技術。パケットにIPv6アドレス形式のヘッダを付与するが、そのヘッダ内部にはパケットの宛先を示すロケーターフィールド、パケットに適用する機能を示するファンクションフィールドを備えており、様々な指示や動作を埋め込むことで、パケットに適用する処理を柔軟に指定することが可能になる。

IPv6の広大なアドレス空間を活用することで、シンプルと高機能という相反する特性を高いレベルで両立できるため、5Gを支えるコア技術の1つとして期待されているという。

具体的には、ネットワーク全体を1つのコンピューターのように扱えるようになり、従来のVPN技術をはじめ、NFVとの組み合わせによるサービスチェイニング、5Gで求められているネットワークスライシングの実現が可能になるとのこと。

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発表資料（ソフトバンク）

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