Sigfoxで高齢者見守り、大阪府住宅供給公社が8月から実証実験

大阪府住宅供給公社は2018年7月20日、IoTを活用した高齢者見守りサービスの実証実験を行うと発表した。

ITベンチャー企業のVALUECARE、IoT向け無線通信のSigfoxを提供する京セラコミュニケーションシステム(KCCS)と協力して実施する。

(左から)VALUECAREの井出 代表取締役、大阪府住宅供給公社の西谷 常務理事、KCCSの松木 取締役 兼 LPWAソリューション事業部長
(左から)VALUECAREの井出 代表取締役、大阪府住宅供給公社の西谷 常務理事、
KCCSの松木 取締役 兼 LPWAソリューション事業部長

実証実験の概要は次の通りだ。65歳以上の単身高齢者宅の冷蔵庫のドアなど、1日1回は開け閉めを行う場所に振動センサーを取り付け。団地の屋上などに設置したSigfox基地局経由で、開閉情報を離れて暮らす親族などにLINEやメールで通知する。

大阪府住宅供給公社では、公社の賃貸住宅の入居者からモニターを募り、8月から4カ月間の実証実験を行い、商品化を目指す。Sigfoxを採用することで、装置と5年間の通信料込みで9800円という低価格で利用できるのが特徴だという。

高齢者見守りサービスの実証実験の概要
高齢者見守りサービスの実証実験の概要

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