協和エクシオとその子会社のWHEREは2018年4月25日、Bluetooth meshを活用したスマートオフィスソリューション「EXOffice」の販売を開始した。
1:mのビーコン通信だけではなく、m:mのメッシュ通信や1:1のGATT(Generic ATTribute)通信にも対応したWHERE開発のビーコン「EXBeacon」により、オフィスにIoT専用ネットワーク「EXBeaconプラットフォーム」を構築。その上で、在席把握や会議室管理、室内環境制御、入退出管理などのアプリケーションを実現できるという。
在席把握(左)と会議室管理のアプリケーションの画面イメージ
例えば、在席把握では、ネームカードなどに付けたBluetooth Low Energy(BLE)タグの電波をEXBeaconプラットフォームが受信することで、従業員や来訪者等の所在を把握。ダッシュボード上の画面に所在や動線を表示する。
また、会議室管理や室内環境制御では、人感センサーや温湿度センサー等の情報をEXBeaconプラットフォームが集約することで、会議室やオフィス環境の見える化を行うという。
入退出管理においては、出入口付近にEXBeaconプラットフォームを設置。従業員らが持ったBLEタグの電波の受信によって、入退出時刻を記録する。鍵と連動した出入口認証も可能とのこと。
EXOfficeのシステム構成図