Phone Appliは2018年2月27日、センサーを活用した“会議可視化”の実証実験を村田製作所と開始したと発表した。空間をセンシングして可視化したデータとして提供する、村田製作所の仮想センサープラットフォーム「NAONA」を活用する。
NAONAは、場の雰囲気や盛り上がり、人間同士の親密度など、これまでデジタル化できていなかった情報を空間情報としてセンシングし、可視化したデータとして提供する仮想センサープラットフォームだ。
Phone Appliでは働き方改革の一環として、上司と部下が毎週1 on 1ミーティングを実施する取り組みを行っているが、この1 on 1ミーティングにNAONAを活用。誰がどのくらいの会話をしたかという会話割合や、そこにどのような感情変化があったといった会話の質を可視化し、その内容を各マネージャーにフィードバックする。これにより、マネージャーの成長や社内コミュニケーションの活性化が期待できると考えているという。
実証実験は2月19日からスタートしている。Phone Appliでは、今回の実験成果を新たなサービス開発にも役立てたいと考えているという。
naonaの概要