ヤマハは2014年6月4日、中小規模拠点向けVPNルーターの新モデル「RTX1210」を発表した。今年11月から販売を開始する。価格は12万5000円。
RTX1210 |
RTX1210は、2008年発売のRTX1200の後継モデルとなるもの。GUIを全面的に再設計し、ヤマハルーターを初めて使うユーザーやコマンドラインに不慣れユーザーでも、「かんたん設定」画面から基本的なネットワークを容易に構築できるという。
RTX1210の「かんたん設定」画面 |
また、LAN内のネットワーク構成を見える化できる「LANマップ」機能を搭載。スイッチや無線LANアクセスポイントだけではなく、その配下のPCやプリンター、ネットワークカメラなども表示できる。
LANマップ機能の画面イメージ |
RTX1210のスループットは最大2Gbps、VPNスループットは1.5Gbps。USB型データ通信端末を接続することで携帯電話網もWAN回線として利用できるほか、ISDN S/Tインターフェースも1ポート搭載する。