「povoのメイン回線利用」が約1.9倍に増加、1年1.32TBの新大容量プラン開始へ

2021年に“サブ回線”需要をターゲットに提供が開始された「povo2.0」。同サービスを運営するKDDI Digital Lifeの濱田達弥社長によれば、近年は「メイン回線としてpovoを利用するお客様が増えてきている」という。一方で、メイン回線のバックアップとしてpovoを常用する「デュアルSIM」も定着。需要の高まりを受けて、「1年1.32TB」という大容量メニューの提供を開始する。

基本料金ゼロ円で手軽にau回線のバックアップや2つ目の電話番号を持てるオンライン専用プランとして2021年にスタートした「povo2.0」(以下、povo)。同サービスを運営するKDDI Digital Lifeは2026年6月18日に記者説明会を開催し、最新の利用状況を説明するとともに、サービスメニューの拡充を発表した。

KDDI Digital Lifeの濱田達弥社長

KDDI Digital Life 代表取締役社長の濱田達弥氏

povoは、「30日3GB」(990円)、「365日60GB」(1万3200円)など利用目的に応じて選べる多様な「トッピング」メニューを提供しているのが特徴だ。デュアルSIM対応スマートフォンであれば、他社回線とpovoを切り替えながら利用できる。

今回、新たに開始するのは、1年間トッピング「1.32TB(365日間)」だ。料金は3万9240円(税込)で、月あたり110GBを3270円で使える。povoとして最大容量のプランであり、代表取締役社長の濱田達弥氏は「メイン回線としての利用にも十分」と話した。

もう1つ、毎月自動的に0.5GBがチャージされる「【サブスク】データ追加0.5GB/月」も追加する。povoを継続利用するユーザーに適した小容量プランであり、メイン回線がつながらないときの備えとして利用しやすい。

メイン回線として選ばれるために追加する

povoを「メイン回線として」使いやすくするためラインナップを拡充する

メイン回線の利用が増加「MNP新規加入が1.9倍に」

最近の利用動向として濱田氏が強調したのは2点。1つめは、「メイン回線として利用するお客様が増えてきている」ことだ。

これまでは、auをはじめ他キャリアの回線を利用するユーザーが、その副回線(サブ回線)としてpovoを利用するケースが大半だったが、濱田氏によれば「2024年下期と2025年下期の比較で、MNPでの新規加入数が約1.9倍に増えた」。

MNPによる新規加入数が約2倍に増加

MNPによる新規加入数が約1.9倍に増加

背景としては、eSIM対応スマートフォンの普及や、MNP予約番号の発行が不要になる「MNPワンストップ」の開始などにより、povoを利用しやすい環境が整ってきたことがあるという。

さらに、povo自体もメイン回線利用に適したトッピングを拡充してきた。1年分の利用量をまとめ買いできる「1年間トッピング」や、毎月自動でデータ量がチャージされる「サブスクトッピング」がメイン回線としての利用増につながっていると分析した。

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