基本料金ゼロ円で手軽にau回線のバックアップや2つ目の電話番号を持てるオンライン専用プランとして2021年にスタートした「povo2.0」(以下、povo)。同サービスを運営するKDDI Digital Lifeは2026年6月18日に記者説明会を開催し、最新の利用状況を説明するとともに、サービスメニューの拡充を発表した。

KDDI Digital Life 代表取締役社長の濱田達弥氏
povoは、「30日3GB」(990円)、「365日60GB」(1万3200円)など利用目的に応じて選べる多様な「トッピング」メニューを提供しているのが特徴だ。デュアルSIM対応スマートフォンであれば、他社回線とpovoを切り替えながら利用できる。
今回、新たに開始するのは、1年間トッピング「1.32TB(365日間)」だ。料金は3万9240円(税込)で、月あたり110GBを3270円で使える。povoとして最大容量のプランであり、代表取締役社長の濱田達弥氏は「メイン回線としての利用にも十分」と話した。
もう1つ、毎月自動的に0.5GBがチャージされる「【サブスク】データ追加0.5GB/月」も追加する。povoを継続利用するユーザーに適した小容量プランであり、メイン回線がつながらないときの備えとして利用しやすい。

povoを「メイン回線として」使いやすくするためラインナップを拡充する
メイン回線の利用が増加「MNP新規加入が1.9倍に」
最近の利用動向として濱田氏が強調したのは2点。1つめは、「メイン回線として利用するお客様が増えてきている」ことだ。
これまでは、auをはじめ他キャリアの回線を利用するユーザーが、その副回線(サブ回線)としてpovoを利用するケースが大半だったが、濱田氏によれば「2024年下期と2025年下期の比較で、MNPでの新規加入数が約1.9倍に増えた」。

MNPによる新規加入数が約1.9倍に増加
背景としては、eSIM対応スマートフォンの普及や、MNP予約番号の発行が不要になる「MNPワンストップ」の開始などにより、povoを利用しやすい環境が整ってきたことがあるという。
さらに、povo自体もメイン回線利用に適したトッピングを拡充してきた。1年分の利用量をまとめ買いできる「1年間トッピング」や、毎月自動でデータ量がチャージされる「サブスクトッピング」がメイン回線としての利用増につながっていると分析した。












