ソフトバンクの買収提案をスプリントが株主総会で承認、7月上旬に買収完了へ

ソフトバンクは6月26日、米スプリント・ネクステルが25日に開催した臨時株主総会にて、ソフトバンクの買収提案が承認されたと発表した。この結果、今後FCC(米連邦通信委員会)の承認を得た後、7月上旬に買収取引が完了する見込みだという。

ソフトバンクのスプリントへの投資総額は約216億米ドル(約1.8兆円)。このうち約166億ドルはスプリントの株主に支払われ、50億ドルはスプリントの財務体質強化などにあてられる。ソフトバンクは、スプリントの完全親会社となる新スプリントの約78%の株主を保有することになり、スプリントを子会社化する予定だ。

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