インテルは台湾で開催されるCOMPUTEX 2026に合わせて、2026年6月1日に、AI対応プラットフォームの拡張を発表した。
目玉の1つである「インテル Xeon 6+ プロセッサー」(以下、Xeon 6+)は、エージェンティックAI駆動のネットワーク負荷が高いワークロードにおけるパフォーマンス密度、電力効率、運用規模の拡大に重点を置いたものだ。ラック当たりの消費電力、コア当たりスループット、予測可能なレイテンシーが重要となる環境に向けて最適化されており、スケールアウト性能を重視することにより、データセンターを大規模に再設計する必要なく、新たなAIワークロードに対応するスペースを生み出すという。
具体的な特徴としては、前世代と比較して最大2.5倍のパフォーマンス向上を実現するEfficient-cores(E-cores)を最大288個搭載。12チャネルDDR5メモリー、96レーンのPCI Express 5.0とCXLに対応する。
発表によれば、Xeon 6+はすでに通信ネットワーク・インフラにおけるテストが行われており、データセンターシステムでの採用も進められている。現在、ASUS、デル・テクノロジーズ、エリクソン、ギガバイト、HPE、レノボ、スーパーマイクロをはじめとする各社で、XeonR 6+を搭載したサーバー、ネットワーキング、統合型ソリューションの開発が進められている。
データセンター向けイーサネット製品である「Intel Ethernet E835」は、「インテル イーサネット・コントローラー E835」と「ネットワーク・アダプター」で構成される。

インテル イーサネット・コントローラー E835とネットワーク・アダプター(インテル発表資料より)
最大200Gbpsのイーサネットに対応し、10GbE~200GbEのデータレートに対応する複数のコントローラーとアダプター構成をサポートする。2x25GbE、4x25GbE、2x100GbE、1x200GbEと幅広いポート構成に加えて、インテルが提供するイーサネット・ポート・コンフィグレーション・ツール(EPCT)を使用すれば、追加構成の有効化も可能だ。
また、RoCEv2のRDMAに対応しており、ネットワーク利用時に発生するCPU負荷を軽減できる。
インテル イーサネット・コントローラー E835は、シスコシステムズ、デル・テクノロジーズ、レノボ、スーパーマイクロ等のサポートにより、効率的で管理しやすいネットワーキング・ファブリックを提供するという。













