コクヨは2025年1月29日、クラウドファンディング型ECプラットフォーム「Makuake(マクアケ)」にて、IoT文具「大人のやる気ペン」の先行販売を開始すると発表した(一般販売は2025年春頃を予定)。
同社は2019年7月、小・中学生向けに「しゅくだいやる気ペン」を提供開始。加速度センサーが搭載された小型デバイスを市販の鉛筆に取り付けることで、学習時間や集中度合いを可視化できるIoT文具で、昨年2月には累計販売台数が5万台を突破した。
このしゅくだいやる気ペンの“大人用バージョン”が、「大人のやる気ペン」である。前述の通り、しゅくだいやる気ペンは子供向けの製品だが、「大人用のやる気ペンが欲しい」「親である自分も使っている」といった声が寄せられたことが、同製品の開発につながったという。
大人のやる気ペンは、しゅくだいやる気ペン同様、デバイスをBluetooth経由でスマホと連携させることで、「何時間勉強したか」「何分間集中力が続いたか」といったデータをアプリ上で見える化できる。学習時間等に比例して「やる気パワー」が蓄積され、このやる気パワーの量に応じて、デバイスのLEDの色が変化する仕組みになっている。
大人のやる気ペンの概要
本体重量8グラムという軽量さも特徴で、しゅくだいやる気ペンと比較して約60%の軽量化に成功。ワイヤレスイヤホンのように、専用ケースに収納することで充電を行える。また、しゅくだいやる気ペンでは鉛筆のみの対応だったが、大人のやる気ペンではボールペンやシャープペン等に取り付けることが可能だ。