ソフトバンクモバイルは2012年2月20日、下り最大110Mbpsの高速データ通信サービス「SoftBank 4G」を2月24日から提供開始すると発表した。SoftBank 4Gは、UQコミュニケーションズのWiMAXと同じく2.5GHz帯を使用した無線ブロードバンドシステム「AXGP」を利用したサービスだ。「XGP」を高度化させた規格で、LTEのTDD版であるTD-LTEと非常に親和性の高い仕様となっている。
提供料金は月額5985円で、4月30日までに申し込むと月額4980円になるキャンペーンを実施する。また、同社のスマートフォンユーザー向けに、月額3880円になる「スマホセット割」も行う。こちらも申し込みは4月30日まで。なお、SoftBank 4Gでは通信量が月間5GBを超えると最大通信速度が上下ともに最大128kbpsに制限される。ただし、2625円を追加で支払う度に、さらに2GBが制限なく利用できるようになる。
また、2011年度末の対応エリアは、札幌市、さいたま市、千葉市、東京23区、横浜市、川崎市、名古屋市、大阪市、神戸市、福岡市、北九州市および上記周辺都市。2012年度末にはさらに全国政令指定都市の人口カバー率を99％まで拡大する予定だという。
サービス開始時の対応端末は、同日に発売されるモバイルWi-Fiルーター「ULTRA WiFi 4G SoftBank 101SI」（セイコーインスツル製）だ。最大通信速度は端末性能に依存しており、101SIの場合は下り76Mbps、上り10Mbpsとなっている。
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| ULTRA WiFi 4G SoftBank 101SI |
