NTT Comの大阪第7データセンターがエヌビディア「DGX-Ready」認定

NTTコミュニケーションズ(NTT Com)は2024年9月12日、大阪府茨木市にある大阪第7データセンター(以下 OS7)が「NVIDIA DGX-Ready Data Center」プログラムの認定を取得したことを発表した。

「NVIDIA DGX-Ready Data Center」プログラムは、ストレージと冷却設備などを考慮した上で、NVIDIA DGXプラットフォームなどの高密度なアクセラレーテッドコンピューティングシステムをホストし、同社のAIデータセンターインフラ「NVIDIA DGX SuperPOD」などのスーパーコンピュータークラスタに対応可能なデータセンターを認定するもの。

大阪第7データセンター

大阪第7データセンターの外観イメージ(2019年11月27日 発表資料より)

今回の認定取得にあたっては、NTT Comが提供する高品質かつ信頼性の高いネットワークサービスや、IX(インターネット・エクスチェンジ)との接続性に優れ、データセンターにおける理想的なネットワーク環境を有することが評価されているという。

また、生成AIなどに活用される高密度かつ高効率のラックを収容する設備設計が可能であることが認定されており、企業にとって、最先端のシステムや大規模なコンピューティングシステムに最適な環境であることも評価されたとしている。

認定を受けた大阪第7データセンター(OS7)は、高密度なアクセラレーテッドコンピューティングシステムに対応した液冷方式のコロケーションデータセンターである「Green Nexcenter」の提供を予定している拠点。データセンター間などを超高速広帯域で接続する「APN専用線プラン powered by IOWN」、クラウド型GPUサービス、その他ネットワークやストレージなどを提供している。

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