MMD研究所は2011年8月4日、超高速モバイルデータ通信のスピード実測比較調査の結果を発表した。これは全国主要都市でUQコミュニケーションズのWiMAXサービス「UQ WIMAX」、NTTドコモのLTEサービス「Xi」、ソフトバンクのDC-HSDPAサービス「ULTRA SPEED」について実効速度を調査したもの。調査には各社のモバイルWi-Fiルーターを利用している。
調査結果は下の図表の通り。すべてのサービスにおいて、首都圏、地方都市主要都市ともにPCでのWebブラウジングにはほとんどストレスがないレベルの接続速度が計測できたという。ただし、UQ WiMAXと比較すると、ソフトバンクのULTLA SPEED、ドコモのLTEエリアについては特に地方都市においてエリアが少ない印象を受けたとのこと。
また、同調査では今回、YouTube動画の読み込み開始から再生されるまでのタイムラグも調べているが、ほぼすべての調査地点においてUQ WiMAXが最速だった。さらに、バッテリーの持続時間においても、UQ WiMAXのURoad-8000が最もタフだったという。
各エリアにおける調査結果一覧 |