インドのHCLTechがHPEの通信事業を一部取得、HPEは運用支援に重点

インドのHCLテクノロジーズ(HCLTech)は、ヒューレット・パッカード・エンタープライズ(HPE)から Communications Technology Group(CTG)の資産を一部取得する。日本法人であるエイチシーエル・ジャパンが2024年6月5日に発表した(米国およびインドで5月23日に発表)。

この合意により、HCLTechは業界屈指の知的財産(IP)、エンジニアリング・R&D分野の人材に加え、世界大手の通信サービスプロバイダーとのリレーションを引き継ぐ。

発表によれば、HCLTechはIP、ソリューション、ビジネス・サポート・システム(BSS)を中心とするシステムインテグレーション、ネットワークアプリケーション、サービスのクラウド化、データインテリジェンスなどの一連のサービスを取得する。一方のHPEは、オペレーション・サポート・システム(OSS)に重点を置いた旧CTG事業の一部を引き続き運営する。

この契約に伴い、通信業界での経験が豊富なCTGの従業員約1500人がスペイン、イタリア、インド、日本、中国など各国のHCLTechに移籍する予定という。

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