楽天シンフォニーは2024年2月26日、グローバル規模で無線アクセスネットワーク(RAN)技術の民主化を目指した取り組みとして、「リアルOpen RANライセンシングプログラム」を開始すると発表した。
同プログラムでは、日本およびドイツですでに展開しているOpen RAN対応の集約ユニット(CU)と分散ユニット(DU)ソフトウェアへの商用アクセスを、オープンコミュニティのサブスクリプション型により提供する。
同ソフトウェアは、楽天モバイルのネットワークに採用している。楽天シンフォニーは、リアルOpen RANライセンシングプログラムの提供を通じて、Open RANエコシステム内の企業に対して、楽天モバイルのネットワークで実証済みの先進技術を活用可能とすることでイノベーションの促進を図る。これにより、企業による適応性と拡張性のより高いネットワークソリューションへの移行を推進し、電気通信業界全体の効率を向上させることを目指すとしている。